平均12%では増えない RL360 積立商品の「高利回り」にご注意
マネーセミナーなどで
「日本の年金制度は崩壊している 」などと老後の不安を煽り、長期の積立投資を進められる場合があります。
確かに、政府も率先して「年金をあてにせず自分で」などと言っていますので、年金が実質「終わっている」のは間違い無いと思います。
ただ、不安を煽られて思考停止してしまい、セミナーを鵜呑みにして安易に長期積立を契約してしまうのは問題です。
RL360に限らずオフショア積立の平均利回りは4〜6%程度
どうも、
「月10万円で25年積み立てれば1億円」などと案内をするセミナーもあるようですが、それって、年利11〜12%以上で運用できた場合のケース。
すでに数十億の資産を持っている富豪に出回る商品ならいざ知らず、一般の人が契約できる商品は、年利4〜6%が標準と言われます。
よほど運用が成功し、単発的に10%を超える利回りを叩き出す年があったとしても、その逆にマイナス運用になる年もあるかもしれないので、平均すると4〜6%と言われます。
年ベースで年々右肩上がりにどんどん増えていくのではなく、ドルコスト平均法を使って増えたり減ったりしながらもコツコツ外貨資産が形成できるイメージです。
右肩上がりのシミュレーショングラフを見せて、あたかも毎年順調に期待通りの利回りを歌うFPや紹介者には注意しましょう。
そんな上手い話はありません。
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